投資を始めると、非課税で売却益や配当金を受け取れる「NISA」や「つみたてNISA」ってとても魅力に感じますよね。
実際にどっちを選べばいいんだろう?と悩む人も多いので、
- 「NISA」と「つみたてNISA」の違い
- 「NISA」と「つみたてNISA」は併用できるの?
- 「NISA」と「つみたてNISA」実際どっちがお得なの?
について私なりの考えを書いていきたいと思います。
もくじ
NISAとつみたてNISAの違い
NISAとつみたてNISAの大きな違いは、非課税期間と投資上限金額になります。
NISAは年間120万×5年で最大600万を投資できる一方、つみたてNISAは年間40万×20年なのでトータルすると最大800万円を投資が可能です。
また、投資商品も異なり、NISAは国内外の株式など投資先も豊富ですが、つみたてNISAは積立投資や一部のETFが対象となっています。
【投資対象種類】
NISA>つみたてNISA
【投資期間】
NISA<つみたてNISA
【年間投資額(最大)】
NISA>つみたてNISA
【トータル投資額(最大)】
NISA<つみたてNISA
NISAとつみたてNISAは併用できるのか?
結論から言うと、NISAとつみたてNISAは併用することができません。
また、複数の証券口座でNISA口座を持つことはできないので、複数の証券口座を持っている人は注意が必要です!
NISA口座で運用している人は、てつみたてNISAに途中で変更することは可能です。
NISAとつみたてNISAどっちがお得?
それぞれの違いはなんとなくわかったけど、「実際にはどっちがお得なの?」というのが初心者にとっては悩ましいところ。
でも、NISAもつみたてNISAも先ほどご紹介したように、それぞれの特徴がありますし、投資になるのでどっちが得とは言えません。
が、結論から言うと、投資初心者であれば「つみたてNISA」を選んだ方がいいです!
【NISA】は資金がある人や株をしたい人向け
- 毎月4万以上10万以下で投資ができる人
- 個別の株式投資で短期間でリターンを得たい人
- 株主優待が欲しい人
NISAを選んだ方がいい人の特徴として簡単に言うと、
どちらかというと、株式投資にも知識があって、自分で銘柄選びができる人にNISAは向いています^^
実際に私はNISAが始まった時に、「非課税?ラッキー!じゃあNISAで運用しよう♪」って思いNISA口座で買った株【双日 (2768) 】がマイナスになりました(笑)
普通に割高の時に買ってしまったので・・・w
マイナス9500円・・・めちゃくちゃ後悔しました^^;
やはり、銘柄選びって安易にしてはいけないなぁと思いましたよね。
まぁ、いい勉強になりましたw

【つみたてNISA】は初心者向け
- 少額で決まった額で運用をしたい人
- 銘柄選びが苦手な人
- 時間をかけてリスクを減らしたい人
少ないコストで時間をかけてコツコツ投資をしていきたい人は、つみたてNISAを選びましょう!
確かに投資はたくさんの資金で運用すれば、その分リターンも早いこともあります。
でも、その分リスクもありますし、少しでもリスクを減らしたいという方は、安定的に運用できるつみたてNISAがオススメです!
では、一つずつ解説していきましょう。
初心者向けの理由①時間分散
つみたてNISAは、その時(毎月)の価格が高い・安いに関わらず、決まった額を投資するので、リスク分散させることができます。
いわゆるドルコスト平均法ってやつです!
つみたてNISAは最大20年間運用可能なので、結果的に時間分散の効果で元本割れする可能性が低くなると言われています。
初心者向けの理由②金融庁が厳選した商品だから選びやすい
投資信託って言っても何千本と商品はあるし、初心者にとっては、商品選びって難しいもの・・・。
でも!つみたてNISAの場合、金融庁が長期投資に向いていると選んだ約170本にあらかじめ絞られているのです。
初心者向けの理由②途中で解約もできる
少額といえど毎月決まった額を投資するつみたてNISA。
とはいえ、ライフスタイルの変化があって、資金繰りが難しくなったりすると、毎月の積立もちょっときつい〜ってなるときもあるかもしれませんよね。
つみたてNISAは途中解約も可能なので、その点においても自由度は高いです!
ただ、積立投資は長期に強いので、あまりにも短期間で解約してしまうと損してしまうこともあるので注意しましょう。
まとめ
カブ嫁の見解になりますが、NISAとつみたてNISAで迷った時は、投資初心者はつみたてNISAを選ぶことをオススメします。
積立投資は長期戦!
時間がリスクを分散させてくれるので、初心者はつみたてNISAの20年の非課税期間を最大に有効活用して、時間を味方につけましょう^^
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